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http://kakipedia.blog.jp/2010/hero.html
かの英雄ナポレオンも、ローマ帝国の礎を築いたカエサルも、イギリスまで征服しに行ったのは、イギリスに美味しいオイスターがあったからだ・・・といわれるくらいのカキ好き。実際に古代ローマ時代にカキの養殖が行われていたことは事実で、これが世界初のカキ養殖であり起源といわれております。
おいしいという理由もあったとは思いますが主に軍事戦略。栄養豊富で貴重なタンパク源であり、消化にもいい牡蠣は兵士の食糧として最適。さらに「征服すれども略奪せず。後に税金で徴収」が基本戦略だったローマにとって、 海さえあれば現地調達できる牡蠣は、これ以上ない食材だったわけです。
ちなみにこの頃の養殖方法は、浅瀬や干潟(浜辺)に牡蠣をばら撒いて放っておくという非常に単純なものでした。
武田信玄をはじめ日本の英雄たちもカキ好きだったといわれておりますが、やはり同じように戦略として、栄養豊富なタンパク源であるカキの滋養強壮力に着眼していたではないかといわれています。
アメリカを開拓した際のタンパク源もやはり牡蠣。ニューヨークのマンハッタン島は広大なカキ礁があり一大カキ産地でした。ニューヨークはこのカキを糧にし、拠点として発展していったのは有名な話。
なので、基本的に生食文化のない欧米でも、カキだけは特別扱い<生で食べるのが当たり前>となっています。日本人がお刺身を食べるのをあれだけ不思議がっていた人たちがです。
そして現代。フランスやアメリカをはじめ、世界の多くのカキのベース(親)は日本の牡蠣なのです。 世界の市場に出回っている牡蠣の8割以上が日本の牡蠣由来ということです。日本の牡蠣は世界基準。グローバルスタンダード。
そろそろ日本から世界的英雄が誕生してもいいんぢゃないかと・・
日本の海が強い牡蠣を育んだのです。英雄たちも愛した牡蠣。そしてその牡蠣の中でも世界最強を誇るニッポンの牡蠣。明日のために、未来のために、今日も牡蠣でエナジーチャージ!
Ver.2015-08-25,2015-01-03,2011-04-22,2010-07-12
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